2017年1月22日 admin

相続税はどうやって支払うの?

相続税は銀行や郵便局の窓口から納付できることをご存じでしょうか?納付書をいずれかの窓口に持っていくだけでOKなんですよ。納付には期限が設定されており、被相続人が亡くなってから10ヶ月が過ぎると延滞税が発生してしまうのでご用心。原則として現金以外を納付することはできないのですが、何らかの事情によりお金を用意できない場合、物納と呼ばれる手段を採ることが可能です。いずれにしても個人で行えることには限界がありますから、支払いに迫られている人は相続税申告を専門としている税理士に相談しましょう。

物納が認められる条件とは!?

相続税支払いは現金が原則なのですが、条件を満たせば物納で代替えすることが可能なんですよ。物納が認められる条件は幾つかあります。たとえば、相続人が全く現金を持ち合せていないにも拘わらず、現金に換えることが難しい条件の土地を受け継いだ場合は物納が認められています。物納できる財産には優先順位が付けられており、1位は国債や不動産、次いで有価証券で最後が動産です。つまり、有価証券を物納して不動産を残しておくというようなことはできません。いずれにしても、物納手続きは非常に難解なので、税理士に相談することがベストです。

売って支払うことと物納のどっちがお得なの?

現在の日本における相続人が受け取る遺産の7割以上は不動産だと言われています。受け継いだ土地を残したまま相続税を支払えるのであれば問題ありません。しかし大半の人は不動産を現金に換えて支払うべきか物納すべきかの二択を迫られているのが実状です。では実際どちらの方がお得なのでしょうか?物納する場合、その財産の価値は7掛けされることが基本です。たとえば、時価2億円の土地を物納する場合、1億4千万円を支払ったことにしかならないんですよ。とはいえ現代において土地を売るのは大変な手間ですから、時価で売れるとは限りません。10ヶ月以内に相続税を支払わなければならない事情を見透かされ、買い叩かれるケースは多々あります。そうなると物納をした方が良かったということになってしまいます。その辺りの見極めを素人が行うのは難しいですから、困った場合は税理士に相談して見ましょう。

相続税相談等は、金額にもよりますが、個人でどうにかしようとせずに税理士等の専門家に相談して解決しましょう。